読書

この本を読む前は、「話し上手になる」スキルを身につけるための本だろうと思っていたのですが、実はそこが本当のメッセージではないようです。そもそも話をするのは、何か相手に伝えたいことがあるということ。そして、話ができるのは、自分の話を聞いてくれる相手がいるからということ。この当たり前だけど、日々の生活では忘れがちなことを思い出すことが出来ました。自分だけが、上手に話せるようになるのを目指すのではなく、聞き手の立場に立ち寄り添う姿勢が大事なんですよね。授業などでも、「伝えなくてはいけなから」ではなく「伝えたいか

「四角い言葉」から「丸い言葉」へ「丸い言葉」=感じがすぐに思い浮かぶ言葉、あるいは、漢字にしなくてもわかる言葉。 丸い言葉は、耳で聞いてすぐ分かるので、聞き手も分かりやすいと感じる。 四角い言葉(漢字)は意味がぎゅっと詰まっているので、それ…

「あるかもしれない、ないかもしれないもの」に備えてコミュニケーション活動?

今回は最近あったTwitterのまとめと、1冊の本を読んで感じたことについてです。Twitterのまとめ:「エリート層の英語力不足」 エリート層の英語力不足 - Togetter英語と日本語のあいだ (講談社現代新書)作者: 菅原克也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/…

『街場の教育論』から「思いが足りない?」英語教育について憂いてみる

内田樹さんの「街場の教育論」を読みました。 「国語教育について」という章が気になったので、そこから少し引用させてもらいたいと思います。 『まず、言葉のストックをどんどん増やしていく。その「私の実感によって充鎭されていない空語」が「私の実感」…

「スタンフォードの自分を変える教室」読みました

ベストセラーになっていた、「スタンフォードの自分を変える教室」、Kindleストアでセールをしていたときに買っていたのを読んでみました。本当は原著を読みたかったのですが、セールになっていたので、日本語で読みました。今まで読んだどの自己啓発本より…